八甲学園 園長拝命挨拶
八甲学園 園長拝命挨拶
園長 今 保
4月から、工藤順子前園長のあとを受け、八甲学園長を拝命いたしました「今」と申し
ます。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
八甲学園は7年ぶり2度目の勤務ですが、前回勤務していた頃と比べますと、入所児童
の数や事業体系などいろいろ変っていて、また管理者としての赴任ということもあり、初めのうちは戸惑う部分が多くありました。
しかし、入所しているこども達や通所の利用者さん、あるいはグループホーム入居者さん等とのふれあいをとおして、ようやく気持ちにも少しだけ余裕が出てきたのか、毎日がとても新鮮に感じられます。
特に花粉症に悩まされ、目薬・マスクなしでは外も歩けなかった憂うつな日々が終わり、木々の緑が風にそよぐさわやかな季節を迎え、何となく解放感にひたっている今日この頃です。
さて、少子高齢化の進展や各法律・福祉政策の変遷(児童福祉法の改正、障害者虐待防
止法・障害者総合支援法・障害者差別解消法等の成立、国連における障害者権利条約批准)など、私たちを取り巻く環境は、変化が激しく大変厳しいものがあります。
とりわけ、障害者総合支援法の一部改正により、今年4月からは「障がい程度区分」が「障がい支援区分」となりますし、「ケアホームはグループホームに一元化」されます。また重度訪問介護や地域移行支援の「対象者が拡大」されます。加えて、来年は「障害福祉サービス等報酬改定」を迎えます。
そういうなか、施設の事業運営にあたりましては、経営自立化に向けた取り組み、利用者サービスの一層の充実、地域・関係機関との連携強化、人材育成、安心して働ける職場づくり、新規事業開拓など、諸課題が増大しています。
さらに、平成30年度以降の「障害児入所施設 八甲学園」の施設の方向性(①児童施設として維持、②成人施設の併設、③成人施設への転換)を、“施設単独の判断”で選択しなければならないという大きな宿題も抱えております。
一方、昨年は、全国各地で猛暑のために熱中症患者続出、あるいは局地的に大雨や雷をもたらしたゲリラ豪雨や竜巻による甚大な被害のニュースが連日流れていました。突然襲ってくる自然災害の怖さを改めて知るとともに、今後も当学園の各事業を利用されている皆さんの命と安全を守るために、さらにいろいろ備えていく必要性を感じています。
このように、将来の見通しが不確実な状況もありますが、地域における当学園の社会的責任を認識し、これからも職員一同、皆様方のご意見をお伺いしながら、利用者さんに寄り添った支援を進めていきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。
園長 今 保
4月から、工藤順子前園長のあとを受け、八甲学園長を拝命いたしました「今」と申し
ます。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
八甲学園は7年ぶり2度目の勤務ですが、前回勤務していた頃と比べますと、入所児童
の数や事業体系などいろいろ変っていて、また管理者としての赴任ということもあり、初めのうちは戸惑う部分が多くありました。
しかし、入所しているこども達や通所の利用者さん、あるいはグループホーム入居者さん等とのふれあいをとおして、ようやく気持ちにも少しだけ余裕が出てきたのか、毎日がとても新鮮に感じられます。
特に花粉症に悩まされ、目薬・マスクなしでは外も歩けなかった憂うつな日々が終わり、木々の緑が風にそよぐさわやかな季節を迎え、何となく解放感にひたっている今日この頃です。
さて、少子高齢化の進展や各法律・福祉政策の変遷(児童福祉法の改正、障害者虐待防
止法・障害者総合支援法・障害者差別解消法等の成立、国連における障害者権利条約批准)など、私たちを取り巻く環境は、変化が激しく大変厳しいものがあります。
とりわけ、障害者総合支援法の一部改正により、今年4月からは「障がい程度区分」が「障がい支援区分」となりますし、「ケアホームはグループホームに一元化」されます。また重度訪問介護や地域移行支援の「対象者が拡大」されます。加えて、来年は「障害福祉サービス等報酬改定」を迎えます。
そういうなか、施設の事業運営にあたりましては、経営自立化に向けた取り組み、利用者サービスの一層の充実、地域・関係機関との連携強化、人材育成、安心して働ける職場づくり、新規事業開拓など、諸課題が増大しています。
さらに、平成30年度以降の「障害児入所施設 八甲学園」の施設の方向性(①児童施設として維持、②成人施設の併設、③成人施設への転換)を、“施設単独の判断”で選択しなければならないという大きな宿題も抱えております。
一方、昨年は、全国各地で猛暑のために熱中症患者続出、あるいは局地的に大雨や雷をもたらしたゲリラ豪雨や竜巻による甚大な被害のニュースが連日流れていました。突然襲ってくる自然災害の怖さを改めて知るとともに、今後も当学園の各事業を利用されている皆さんの命と安全を守るために、さらにいろいろ備えていく必要性を感じています。
このように、将来の見通しが不確実な状況もありますが、地域における当学園の社会的責任を認識し、これからも職員一同、皆様方のご意見をお伺いしながら、利用者さんに寄り添った支援を進めていきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。
by hakkougakuen
| 2014-05-27 17:43
以前の記事
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 01月
2017年 12月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 01月
2017年 12月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月